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ちょっとちょっと小説・月明かり

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家への帰り 畦道を歩きながら 空を見上げると 満月 それも、大きな満月 本も読めるくらいの明るい満月 影が薄くなってきたので 見上げると 月が欠けてきてる それも徐々に徐々に 見たことのない大きな虫が 月をかじっている 「虫くん、月をかじるのをやめてくれ。 家に帰れなくなってしまう。」 ガジガジ、ガジガジ 聞こえているのか、聞こえていないのか? どんどんどんどん 月が細くなり 自分の影も薄くなっていく とうとう月がなくなり 真っ暗になってしまった

ちょっとちょっと小説・コーヒー

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  2年ほど前、朝のコーヒーを飲もうとカップを見ると、小さな男が短パン姿で泳いでいた。 「あなたが淹れるコーヒーは、泳ぐのにとてもいい温度で、香りもいいんです。」 と、背泳ぎをしながらにこやかに話しかけてきた。 コーヒーカップのフチからフチまで、行ったり来たり。クロール、平泳、バタフライなど、様々な泳法を見せてくれた。 「今から潜るので、時間を測ってもらえますか?」 と、立ち泳ぎをしながらワタシに話しかけてきたので、無言で頷き腕時計を準備した。 「では!」 と一言残して、小さな男はコーヒーの中に消えていった。 ・・・ずいぶん時間が経つが、未だに男は浮かび上がってこない。 ワタシは日課のコーヒーが、いまだに飲めずにいる。

僕は猫 その2

  僕は猫。 今日は新しい発見があった。 いつもの散歩道を歩いていると、水の上をスイスイと滑るように動く小さな虫を見つけた。その動きに目を奪われて、しばらくじっと眺めていた。 「これは捕まえられるかも!」と思って、そっと前足を伸ばした。 でも、虫は思ったよりも素早くて、気づけばバランスを崩してしまった。 どぼん!田んぼの中に落ちてしまったんだ。 泥んこになったけれど、なんだか楽しい冒険だった。 今日もまたひとつ、僕の猫ライフにユニークな思い出が増えた。

僕は猫 その1

  僕は猫。 田んぼが一面に広がる、静かな村で暮らしてるんだ。 住んでる人も少なくて、のんびりとした時間が流れてる。 そんな環境で、僕の日々の楽しみはなんといっても散歩。 穏やかな風に揺れる稲穂の香り、足元をすり抜ける小さな虫たち、そして遠くの空を舞う鳥たち。 すべてが僕の冒険の舞台だ! 家には優しい飼い主がいる。ちょっと間抜けだけど、僕のことを大切にしてくれる。 時々、おもしろい失敗をして僕を笑わせてくれるのも魅力のひとつ。 そんな飼い主のそばで、安心してゴロゴロと喉を鳴らす時間も、僕の大切な日常!。 田んぼの風景と飼い主の温もりに囲まれて、僕は今日も幸せな猫ライフを心から満喫してる。

ちょっとちょっと小説・ある日の夢の話

ある日、歳の離れた彼女と歩きながら ふと、 「一緒に住もうか?」 急に湧き出た言葉。 笑顔の彼女。 その笑顔に幸せを感じた。 なぜ、その言葉が出てきたのだろう?